朝食は和食と洋食どちらが良いのか
2017-10-25 15:36:31
健康のためには朝食に和食と洋食、どちらの方が良いのか、という議論が以前からありますが、これにはなかなか結論が出ないようです。
年代的に見ると、若い世代から働き盛りの世代には洋食派が多く、年配の方は和食中心のようなイメージを持ちますが、最近では意外と年配の方でも朝はパンなど洋食の方を好まれる方も多いようです。確かに年配の方といっても60代から70代初めくらいまでの方は戦後生まれですので、かつてのお年寄りの味覚とは異なるのかもしれませんね。
朝食に洋食の方が好まれるようになったことには、食の好みのみならず、朝は忙しくて和食のように手間のかかる献立を用意するのが難しい、という現実的な問題もあるでしょう。ただ、実際に統計を取った訳ではありませんが恐らく和食と洋食どちらが健康に良いかという質問をすれば大半の方は和食を選ぶのではないでしょうか。ご飯と味噌汁、焼き魚、納豆といった和食が伝統的に日本人の体質に合っている、という概念は年代を問わず根強いものです。
しかしそうした和食の健康効果は疑いようのないものとして、洋食が健康に良くない、と結論付ける必要もないでしょう。洋食でもスープを具沢山にして野菜を多く取り入れる、ヨーグルトをプラスするなど栄養バランスを改善する方法は色々とあります。結局、和食でも洋食でも、いずれにせよ朝食は規則正しく毎日摂ることが大切ではないでしょうか。